2015年12月28日月曜日

'15.12.28 ゆと森倶楽部 暖炉ライブ

今年最後のライブ
雪のゆと森倶楽部での演奏でした。


いただいた部屋に荷物を搬入。
機材持ち込みとはいえ、1人にしては荷物が多いです。
家を出るときお隣さんに
「海外ですか?」
と聞かれました…(大汗

設営は、お客さんの邪魔にならないように行います。
1人で設営なので、準備も片付けも気楽なものですが…

今回はインディアンフルートの結露が心配なので
管置き場の下にカイロを仕込みます。
(入り時間が遅れたので、効果はあまりありませんでした…汗)


準備後は夕食。
今回は抜くつもりだったのですが
いやしさに負けて11品食べてしまいました。
ほかにたくさんのメニューがある、とてもおいしいバイキングですが
演奏前の食事は笛吹きにはきつい。
案の定、演奏に障りました…(/_;)


今回のセットリストは
Amazing Grace(インディアンフルート G)
ペチカ(篠笛七笨調子)
ラコタ族の愛の歌(インディアンフルート A)
山歌Ⅰ(篠笛五本調子)
観月(篠笛三本調子)
コンドルは飛んで行く(インディアンフルート A)
(ありがたいことにアンコールをいただいたので)
ダニー ボーイ(篠笛三本調子)


終わった後、お客さんが集まってきて
インディアンフルートの質問あれこれ。
「篠笛を持ってるけど音が出ない」
という方もいて、ちょこっと解説したりもしました。


部屋に戻ってからは、笛たちと仕事納め。
封切りのピーナッツオイルをたっぷりとおごりました。
(クルミ油と間違えて買ってしまった…)


朝食は、毎回定例のリベンジ爆食。
食べ過ぎて腹イタ状態でした。
懲りないヤツです…




ゆと森倶楽部の暖炉ライブも年内の演奏は今回が最終回のようでした。
聞きに来てくださるお客さんにとっては
「宿泊料のうちのライブ」になっているはずなので
イベントとは違った緊張感で臨んでしまいます。

今回もそれなりに練習をしてきましたが
(練習会場確保だけで15回。30時間以上は特訓してきたのですが…)
やはり腕の未熟さと衰えは感じてしまいます…。

特に、インディアンフルートの演奏は
真剣に上達したいと、つくづく思いました。


来年も精進いたします。
これからもどうぞよろしくお願いします。


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写真は部屋の前のイルミネーションです。

駐車場にはウサギの足跡がありました。

よいお年をお迎えください。

2015年12月9日水曜日

’15.12.06 Celtic Christmas in 文翔館 Dervish ライブを聴きに行く

おそらく,真砂さんの(幻の)コンサートを申し込んでいたので
案内が来たのでしょう…「ライブに来い!」とのDM。
「はい。行きます」(笑


会場の文翔館は,とてもいいところですが,こちらは別記事に。
入場前からすごい人です。
で,チケットは売り切れらしい。
3日前に買っておいてよかった…

Drrvish は,「アイルランド音楽のアイコン」と言われるほどのトラッドだそうです。
楽器構成は,マンドリン,アイリッシュフルート&ティンホイッスル,フィドル,ヴォーカル&バウロン(ボーンズも使っていた…),ボタンアコーディオン,ブズーキの構成。
結成25年だそうで,それぞれの演奏は「熟練」そのものでした。
(ブレス量に「お歳」を感じてしまったりしたが…(汗)

基本 inst 派なのですが,Vo.のキャシー・ジョーダンの「声が楽器」が加わった編成は,やはりすばらしいです。

そっこーで,CD購入。
(以前からファンだったわけでないので初買)
サインもらいます。

笛のリアム・ケリーに,たどたどしい英語で
「日本のバンブーフルート吹きなので,今日あなたの演奏を聴けてとてもうれしかった。」
…答えは「Oh!…(訳:ふっ…)」
Vo +バウロンのキャシーに「Fantastic Music!」と言ったら
日本語で「アリガト」
来日Artistは「アリガト」と「カンパイ」を最初に覚えるようです…(^^

前日に東京でセッションしていた Alten の演奏も気になる…


さて,
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ふっ…
おまけはありません。

というか,ライブ写真撮れないし…。

2015年12月3日木曜日

なぜかこいつが車に乗っている…

仙台市北部のTショッピングセンター
S村楽器店にて。

11月…
風「すみません,このYAMAHAのミニクラシックギター,試奏させてくれませんか?」
お店のお姉ちゃん(以下姉)「どうぞ。やってたんですか?」
風「フォークギターでコード弾きだけ。」「あ,きちんと音出ますね。あ,amazonより安い…」
姉「買っちゃいましょう!」
風「こんなの持って帰ったら怒られます。」
姉「車に入れとけば,ばれないですよぉ!」
風「ははは…。また今度ね。」

12月…
風「「すみません,このYAMAHAのミニクラシックギター,試奏させてくれませんか?」
お店のお兄ちゃん(以下,兄)「やってたんですか?」
風「フォークギターでコード弾きだけ。」
兄「(クラギは)フレット広いですから。こっちのミニアコどうですか?」
風「指ぷよぷよになっているからスチール弦はきついな…」
兄「コンパウンドに張り替えればいいじゃないですか」
風「うーん。あ,結構音出るね。」
兄「じゃあ,これでいいですね。」「弦,張り替えますか。」
風「……ライトゲージでいいから,替弦にコンパウンドちょうだい。」


で…
……
……
なぜかこいつが車に乗っている…


「おまえ,それ,やられたな…」
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なぜかこいつも家までついてきました…。
ミニギターの欠点は,ネックが細くて,指が隣の弦に干渉する…。
ミニクラシックは,なんというか…ちょうどいい幅です。

ああ,散財…(涙

2015年11月3日火曜日

'15.11.01-02 Ark Nova 2015 in 福島

ルツェルン・フェスティバル イベントに出かけました。
飯坂温泉に現れた「アーク.ノヴァ」



このイベントについて
web ページからの引用説明です。
******************************
 音楽を通して東日本大震災からの復興を支援しようと、世界的に有名なスイスのルツェルン・フェスティバルの働きかけで、 高さ18メートル、幅30メートル、長さ36メートルの可動式コンサートホール「アーク・ノヴァ」(ラテン語で新しい方舟の意)が誕生しました。 建築には世界的建築家の磯崎新氏と英国人彫刻家のアニッシュ・カプーア氏が携わり、約500人収容のホールではクラシックを中心とした演奏会、 ユースオーケストラを対象とした教育プログラムなど様々なイベントが行われます。 
 2014年1月20日に世界中の音楽ファンに惜しまれながら逝去したルツェルン祝祭管弦楽団芸術監督のクラウディオ・アバド氏の想いを受け継ぎ、 アーク・ノヴァが東北地域の文化振興のシンボルとなる事を祈り、2015年はルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァが福島で開催されます。
******************************

実は2014は仙台で行われていたそうです。
職場のすぐ近くのボウリング場跡地に
突然これが建っていたのを見ていたのですが
イベント内容を全く知らずに,見に行きませんでした…。


1日は,怜楽舎の雅楽を聴きに行きました。
チケットのネット予約期間を逃していたので
まずは現地で当日券申し込みです。

中に入るとこんな感じ。
500名ホールはほぼ満席。
不思議な残響があります。


13時からワークショップ。
「越天楽」演奏の後
雅楽に使う楽器の紹介とワークショップ。

ラスト10分でフリー体験があったので
篳篥と龍笛(樹脂製)を吹いてみました。
リード楽器はやはり性に合いませんが
龍笛はやはり楽しかったです。

15時からはコンサートを聴きました。
前半は,
管絃
 「平調音取」
 「越天楽」
 「陪臚」
と,
舞楽
 「陵王」
これは,昔,子連れで行って見逃したので
とてもうれしかったです。

後半は
「ポン太と神鳴りさま」という,
朗読と創作雅楽のコラボでした。

とてもいい空間と時間でしたが
一つ問題が…。

ステージが平台なので
正座して演奏する雅楽は,
2列目以降は烏帽子しか見えません…(^_^;


2日は,「マグヌス・リンドグレン JAZZ ワークショップ」に行きました。
JAZZ は,自由な音楽でありながら
こだわりの強い話ばかり出てくるので
実は疎いジャンルの一つですが…

ワークショップは,遊び感覚満載で,
自由な雰囲気で楽しめました。

特に,公開レッスンで,緊張しているプレイヤーに対して
「JAZZ は間違えても動じない。そのまま何事もなかったように演奏し続けるんだ。」
という台詞には同感。

ライブを続けていると
間違えた瞬間に
「装飾音入れてごまかす」…
という技ばかり身につきます…(^_^;

都合で,ここまでしか参加できませんでしたが
来年の開催も要チェックだな…と思いました。


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当日は飯坂観光協会(?)の皆さんが「おふるまい」を出してくださいました。
コーヒー,お茶だけでなく
ラジウム卵や「イカにんじん」(松前漬け?),リンゴなども。
おいしくいただきました。

2015年10月12日月曜日

'15.10.12 2か月半ぶりのソニド

さかのぼってみると,7月末のインストユニット以来 Sonidoってません…。

本当は,金曜日のライブに行きたかったのだけど
泊まり明けで,仕事終了とともに撃沈して行けませんでした…。
スティールパンとか,7弦ギターとか,パンデイロとか,
絶対に見たかったのに…(涙

悔しさの反動で,伊豆沼のイベントまで足を運びます。

考えてみると
栗駒山,花山,伊豆沼を2週間で…。
いくら県北の血脈とはいえ,通いすぎているかも…(汗

伊豆沼周辺はいい雰囲気です…。

会場は Cafe くんぺる

駐車場の隣接畜舎のヤギにカメラを向けていると

ベースの なべお君が気づいて,会場から全力で手を振ってくれました。
本当にいい青年だよね…君。

13時からのライブ前に腹ごしらえ
比較物入れなかったけど
すごく大きい(地元)赤豚肉まん
と,伊豆沼フランクフルトを食します。
美味。

久々の風の音だ…

セットリストは
​1.悠久の風
2.息吹
3.この道~サリーガーデン
4.星めぐりの歌~銀河ステーション
5.みちのく
6.阿武隈川(新曲)
encore
美ゅらBALI


このあと,新曲がどう熟していくかが楽しみ…。

それにしても,まりんさん
MC対応力アップしている…(笑

往復4時間近くかけたけど
久々に気持ちいい音を取り込みました…。

12月のライブ企画(クローズですが)諸々の依頼を引き受けていただいてます。
よろしくお願いします!


昨日のライブの後
「オオフジツボとか,毎回見かけるコアな追っかけがいるんだよね…」
なんて話を家でしていましたが
「Sonido もじゃん(>お前も含めて…)」
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2015年10月11日日曜日

'15.10.11 ユカキラリタを聴きに行く

栗駒山の寒風にさらされてから
たぶん風邪気味です…。

風邪を悪化させない秘訣は…
「風邪であることを認めない!」で日常生活をこなすこと。

以前はそれに「フライドチキン+ビタミンC摂取」のルールで乗り切りましたが
さすがに最近胃にキツいので止めてます…。

なので本日も予定どおり
・美術館めぐりと
・たのまれていた(たぶん)よさこい撮影と
・コーヒー焙煎×4.5回(0.5は両手で手網)
…と,死にそうな1日を過ごしてから出かけました。
(実際,1時間ほど爆睡死した…)

さて,本日のメイン

開演10分前に
カフェモーツアルト アトリエに到着


正直,藤野「ユカ」さんしか知らずに出かけたユニット…(^^ゞ
先入観ない分,新鮮に楽しんできました。

個人的には,河合楽器のアンデスが登場したところで
マニアックに盛り上がりましたが
ほかのお客さんとは違ったようです…。

セットリストの主なところ。
Sadalbari
te to te to
ガラスの森
空の色
夏の終わりに
風のゆくえ
秋霖
Culloden's Harvest
100年の満月
TEPHRA〜閉ざされた空〜
遠すぎた10月

目的のCD+サインをもらいました。
遊び心いっぱい+実力派演奏のCDで楽しいです…。


頭の中にアコーディオンの響きが聞こえてきたらクリックを!
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2015年9月27日日曜日

'15.09.25 ジャイブ・ユニティ・震災復興支援ライブVol.14「スペシャルコンサート」を聴きに行く

Jiveは,1971年結成だそうです。
バンドの御年44歳…
最近は,震災復興や犯罪被害者の支援のチャリティにも関わっているそうです。

JAZZ は,まったく詳しくありませんが,メンバーに同僚がいるのでコンサートに足を運びます。
今回は2回目です。
開始前のステージを。

パンフレット


今回のゲストです。
片倉さんは,Jiveと共演しているお母様についていて,
このバンドがジャズピアニストのきっかけと話していました。
二人のユニットでも活動しているそうです。
Dukeの「Come Sunday」は,笛でもやってみたいアレンジでした。

とかく,プレイヤーの平均年齢がネタにされる Jive ですが,
楽楽楽ホールを埋めるほどの人気があります。
これからも楽しい JAZZ を聴かせてほしいです。


帰り道。
Amazon プライムで「孤独のグルメ」を見てから出かけたので,
どうしても食べたくなって,寄り道しました…(笑



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2015年9月24日木曜日

数字譜

連休の八木山渋滞があまりに静止していたので
車の中で「ふと…」のメロディをメモしようとしたら

あまりの記譜忘れっぷりに
渋滞よりもイライラしました…。

ちなみに,降りてきたメロディは
とっくに消えてました。

そんなもんです…。



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2015年9月22日火曜日

'15.09.20 一実さん創作人形展「洞熊学校を卒業した三人」を見に行く

「別館」記事にするか迷いましたが,こちらに書きます。

作品写真は,うっかりしてお断りをする前に撮影していまいましたが(今後,気をつけますm(_ _)m)
作家の一実さんと美術館さんにお願いして,ご厚意でここへの掲載許可をいただきました。
加工・転載は一切できませんので,ご了解願います。


「人形」が幅広く好きです。
古代のものから民芸品,アンドロイド(人形か?),当然,球体関節人形も…。
いろいろな人形を見るのは楽しいです。

ところが,webでこの作家さんの人形を初めて見たとき,久々に驚きました。

「秋保の杜佐々木美術館&人形館」で,それらの人形も含めての企画展が開かれていると知って,9月20日に出かけました。(人形館は2度目の訪問です)

初めて写真を見たときに,
「人形が何かを語っている」という印象を受けましたが,
実際に会ってみると,一人一人の人形が,それぞれに言葉を発したり音を奏でたりしているように感じます。

けれども,耳を傾けても言葉も音楽も聞き取れません。
それはきっと,人形たちが話しかけたい相手を選んでいるからでしょう…。
(私の耳元ではその後「なまねこ,なまねこ…」と声がするようになったけど…笑)

河北美術展入選作品(写真はなしです)の題名は「あなたにしか云えないこと」。
人形の思いを語れる作家さんならではと思います。

個展では「洞熊学校…」のほかに
「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」をテーマにした作品も展示されています。
「銀河鉄道…」モチーフの作品は,どれも透明なベール(又三郎的にいえばガラスのマント?)をまとっている雰囲気があって,これもまた好きでした。

ほかにも,たくさんの作品が展示されています。
(「洞熊学校…」は書くとネタばれになりそうなのでパスします…)
人形一人一人の上に描かれた歌もいいです。

視覚以外のいろいろな感覚をゆさぶってくる人形に会ったのは,初めてかもしれません。
すっかり「人形の世界」を堪能しました…。


この日は作家の一実さんの実演&トークもありました。
(人形を生む方の呼び名は,「アーティスト」や「芸術家」よりも,「作家」のほうがしっくりする気がします…個人的に。)

一実さんが繰る石塑粘土の造形実演に魅入ってしまいました。
目の前で口や鼻の造形が生まれていくのにはひきこまれます。
手の爪と指の境界まで入れていて,見事です。

トークもとても面白かったです。
人形の作り方を聞くのは初めてでした。
より合わせる前の糸の繊維を染めて髪の毛を作ったり,
重なって見えなくなる手のひらのしわや色づけまでしているのには驚きでした。
服に隠れる腕の静脈まで描くそうです。
目はガラスのものを使用し,トンボ玉の作者のものも使っているそうです。
衣装や靴も小物も手作り。
作品「鳥獲り」の袋の中には,本物の鶏の骨が入っているそうです。
また,人形に本物の化粧品を使うかどうかの話題も初めて聞きました。

佐々木美術館の館長さんとのやりとりや,
隣に座った(緊張してしまった…)佐々木正芳先生の話の一つ一つも,
とても興味深く,いちいち「なるほど…」でした。

「人形を作っていて,どこでキャラクターが決まるか」という話題もありました。
その瞬間は作者だけが味わえるものと思うと,うらやましくなります。

「個性の強い人形は,劇で操りにくい」との話題もありましたが,
個展にいるのは,傀儡とは違って,一人一人個性を持った人形たちでした。

一実さんは独学で人形を作り始めて10年だそうです。
独学でここまできただけに,しっかりした芯のある方ですが,話を聴いてる一人一人にも暖かく心配りのできる方にも感じました。
そんなお人柄なのだから,一人一人の人形たちに宿るもの・惹きつけるものがあるのだと思います。

↓一実さんのサイト「Rainy Sugar」はこちらです。
http://rainysugar.web.fc2.com/index.html


展示は9月27日まで。
秋保の杜佐々木美術館&人形館にて。
お勧めです!
(メインテーマの「洞熊学校を卒業した三人」は,ぜひ原作を読んでいくことをお勧めします。青空文庫でも読めます)





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今回のおまけ…いえ,【蛇足】です。

トークの最中に
「人形と彫刻の違いは何か?」
という質問がありました。

去年講演で来仙した四谷シモンさんも質問されて困ったそうです。
「なぜそんな区別をしなければいけないのか…」に困ったのかもしれませんが…(汗
ただし,言葉遊びとしては面白いテーマだと思います。

あくまでも私見です。
人形と彫刻の技法論は,全くわかりませんが,
「人形」は「ひとがた(人形)」であったときからそのアイデンティティは変わっていないのだろうと思っています。
「依代」「憑依」「精霊」など,様々な言葉がありますが,「宿るもの」があると思われているのが,人形の本質だと私は思います。
プリミティブなアニミズムを,今の時代まで内面に宿し続けているのが,私にとっての人形の魅力です。

なので,
彫刻は静的←→人形は動的(あくまで私見)
彫刻は犬的←→人形は猫的(あくまで私見)
彫刻は祈り←→人形は畏れ(あくまで私見)
彫刻は寡黙←→人形は時に多弁(あくまで私見)
etc…。
(あくまで私見)なので,突っ込まれると困りますが…(^^ゞ


【蛇足】の余談になりますが,仕事の先輩から聞いた話。

佐藤忠良さんの彫刻を,目が見えない子どもたちが触ろうとしたときの話です。
職員が止めようとしたら,居合わせた忠良さんが,
「いいんだ,いいんだ。彫刻は触ってもらうと喜ぶんだ。」
と言ったそうです。

人形は,嫌がります…。
悪い意味でなく,そういう存在です。きっと…(笑